サイクルイベントの翌日、松江市で迎えた朝、思いのほか筋肉痛もなく心地よい朝を迎えることができました。
昨日同様6時30分に宿をスタートし、目指すはオフィシャル駐車場となっていて車を泊めた「びんご運動公園」。
LOKO調べでは、175kmぐらいになるかなと。昨日よりも20km短いので少し早めに到着できるかなと見てました。
まずは昨日とは異なり、宍道湖の南側を走る国道9号線を西に走ります。東に向かって330kmも走れば京都に着くなとか考えながら。
最初の20kmはほぼ平地、宍道町から国道54号線に入るあたりから徐々に上りが始まります。昨日のコースを逆走する形になるので凡そのイメージはついておりましたが。。。
上り始めてから間もなく気づきました。昨日よりキツイと。疲労した身体とはいえ、勾配・向かい風・花粉の飛散量が昨日よりキツイ。向かい風のおかげで平地も上りのようなありさまで、脚を回すというよりも終始踏み込んがペダリングが続きました。軽快なはずの下り坂も向かい風のおかげでスピードに乗れません。早々と自然にあらがうことをあきらめ、鼻をすすりながら淡々と走りました。
そんな修行のようなサイクリングでも唯一楽しめたのが昼食でした。往路で目を付けていた蕎麦屋「一福」さんにチェックイン。11時前にもかかわらずお客さんでにぎわい。僕が舞茸天割子蕎麦と穴子天をいただいている最中もお客様が途絶えることはありませんでした。そんな至福の時間もつかの間、輪行袋を持たず退路を断っていたためなんとしても戻るしかありませんでした。大げさですが。
その後、赤名峠を越え三次市街を走り世羅高原を乗り越え、旅の終わりの坂道「びんご運動公園」までの上りを登り切り命からがら到着です。予想よりも45分遅い17時45分ごろ公園に着いた時には、距離は172kmと短いものの獲得標高が昨日より多い1965m、自転車に乗っている時間も約9時間と昨日の方が楽だったと思える結果でした。
とはいえ、サイクリングの醍醐味ともいえる未知の道を走ること、その土地の風土や食・景色、さらに温泉を楽しむ事が出来た満足感と達成感の沢山詰まった2日間となりました。
この経験をLOKO Bicycleのサイクリングやイベントに活かしていきますので、みんなで一緒に走りましょう!