出場を楽しみにしていた国スポ トライアスロン競技 プレ大会こと「びわ湖トライアスロン in 近江八幡 特別大会」が無事終わりました。
沢山の仲間や家族が応援に来てくれて、真剣に取り組んでいるいつもとは違う姿を見せることができたのではと思っています。
色々考えすぎるあまり寝られないのはいつものことで、4時には起床し5時30分過ぎに現地入りしました。
準備の準備をしたあとは、いつもより入念に陸でのウォーミングアップ。
最終受付して機材をバイクラック周辺にセットアップしたら水泳でのウォーミングアップ。
スタート前のセレモニーのあと出場選手60名ひとりひとりの名前が読み上げられスタート位置に並びます。
「on your mark」という掛け声とほぼ同時にスタートです。
苦手なスイムは、やっぱり後方。どんどん他の選手たちとの差が広がっていくのが分かりました。
動きの悪さを感じながらもすぐ前と後ろにいる計3人でパックを作ります。
無理をせず前を泳ぐ選手のすぐ後ろを泳ぎ、体力を温存します。
タイム的にはもう少し速く泳げる気がしていたので、スタートの出遅れでひとつ前の流れをつかむことができなかったことが反省点です。
3人でスイムアップする中、2人が少し前を行きます。後で挽回すればいいわと思いながらおっちらおっちらバイクスタートに向かう心の姿勢が、甘ちゃんであることをこのあと痛感しました。
2人に追いつき3人で先頭交代しながら前を追い、前を走る選手をひとりひとり回収していくのが僕のイメージでしたが、バイクスタートのもたつきが自分を苦しめ、周回コース7周するところを約3周まで単騎走行となりました。
38km~40kmで走行するも39km~41kmで走行する前には、じわじわ差を開けられて行きます。
そんな状況で前の2人に追いつくことをなかばあきらめかけた時、前の2人のうちの一人が、足を緩め僕を拾い上げにおりてきてくれました。
彼とは縁があって、出場に際して受講が義務付けられている講習会で同じ班となり、その時の会話から同じような泳力で自転車の力も似通っていることがわかり、スイムアップが一緒なら同じパックを作って走ろうと話をしていたのです。あまりにも僕が追いついてこないので、2人よりも3人の集団走行ということで迎えに来てくれた感じになりました。
3人がひとパックになってからは、ローテーションしつつ助け合いながら前を追いました。
単独走行中の辛さと迎えに来てくれた時の喜びは、いつまでも忘れないでしょう。
結局、バイクゴール間際には5人ほどの集団となりランスタートになだれ込みました。
ランは、足が攣るか攣らないかのギリギリのラインで、踏ん張りたいけど踏ん張ったら攣りそうになるを繰り返しながら走ることになります。そんな状況から心拍は上がることなく、心肺機能的には追い込むことができず不完全燃焼なランとなりました。完全にランのトレーニング強度不足だと反省しています。
それでもゴールした後は、ゴールできた喜びとやり切った安堵感でいっぱいでした。
それなりに例年よりはトレーニングを積んだつもりでしたが、力不足と色んな意味でのふがいなさを実感したレース、ほろ苦いレース内容でしたが、最終的に楽しく有意義に思えたのは、仲間や家族の応援、そして大会に携わる仲間の存在、レース中助け合える仲間の存在があったからでしょう。
日頃周りのみんなに頑張ることを促す立場にある僕が、まず自分自身が頑張る姿を見せよう見てもらおうと思いたってチャレンジした今大会でありました。特に僕の周りにいる子供達には、いつものオジサンが頑張っている姿を見て、何かを感じてほしかったので、我が子を含め何人かの子供たちが応援に来てくれたことはとても嬉しかったです。
今後、今回のようなちょっと格式の高いレースには出る機会は無いと思いますが、子供達には普段から頑張っている姿を見せていけたらなぁと思っています。
努力することの大切さ、頑張ることの大切さ、一生懸命の大切さ、応援することの大切さ、応援されることの大切さを伝えて行けたらと考えています。
次の大会参加は、来週9/15(日)の今治伯方島トライアスロン大会です。
沢山の仲間たちと一緒に参加するので、これまた楽しみです。