毎年楽しみにしている今治伯方島トライアスロン大会に、今年はLOKOから8名の選手団で参加してきました。
個人の結果は、2時間18分29秒の総合7位。
先週の国スポプレ大会の動きから考えると、ランさえ最低限の走りができれば2時間20分は切ることができ、過去のリザルトからみてそこそこの順位でゴールできると推測。あばよくは10位以内に入りたいと思い描いていました。
今回の懸念材料としては、プレ大会からの1週間後のレースで疲労の抜け具合が分からないこと、ウエットスーツを着て泳ぐのがぶっつけ本番となること、3日前に左アキレス健周辺に靴擦れを作ってしまったことがありました。
プレ大会後3日間は全く身体が動かず、それでも水の感覚だけは忘れないようにと月・水・金は軽くスイム練を入れ、木曜日あたりから少し動くようになってきた時に、なんとなく日曜日のレースまでには表面上の疲労は抜けるのではと思うようになりました。
ウエットスーツは、体型の変化によるアンフィットとゴムの固化によるパフォーマンスへの影響を懸念していましたが、当日のスイムアップの時に少し泳いではフィット感の修正を何度も行った成果があり、かなり良い感覚で泳ぐことにつなぐことができました。
靴擦れに関してはプレ大会後、次のランコースレイアウトと1週間後の走力を考えるともう少し薄くて軽いシューズにしても大丈夫だと判断し、この期に及んでランシューズを新調、レース同様靴下を履かない状態でテストランニングした際、うかつにも左アキレス健周辺に靴擦れを作ってしまいました。少しづつ痛みが出たら走るのをSTOPすれば良いと思っていたところ気にしていたところとは別の場所に前触れを察知することなく靴擦れを作ってしまったことが完全アウトでした。
とはいえ、3日後にはレースがあるわけで、そこの問題を何とか解決するべく靴擦れ用の絆創膏を買いに走りました。2つの商品を試し、水泳にも耐えきれそうな商品を見つけることができました。それでも若干の痛みがあるため念には念をということで、レースでは靴下を履く作戦に。靴下を履くことで30秒から40秒のタイムロスは確実でしたが、履かないで痛くなってそれ以上に走れなくなることを回避することを選びました。
レース当日、会場は伯方島の道の駅 伯方S・Cパーク内に設けられた特設会場。伯方島の南に位置する大島の宿を5時前に出発して5時15分ごろには会場入りです。この時間だと辺りはまだ暗く、しばらくすると徐々に明るくなってきました。
プレ大会の流れをそのままに、受付や機材の準備とウォーミングアップを段取りよく行い、7時25分にはみんなでスタート地点へ移動してスイムでのウォーミングアップを終えて8時にスタートです。
海は穏やかで波もなくすごく泳ぎやすい状態。とても気持ちが良くスイムの調子が良いと感じられました。
実際に例年よりも2分以上速いタイムで上陸し予想以上の好位置でバイクパートへ。
バイクコースは、いきなりガツンと上って勢いよく下った後は、海岸線を緩やかにアップダウンするコース。
たいてい追い風となるため走っていても楽しいコース。3周する中で、1周目の終わりに目標としていたバイクとランの速い57歳の選手がすぐ後ろまで迫っていることを知り、もう追いつかれたかぁと少しがっかりするも最終的にバイク終了間際まで何とか逃げ切る展開に。バイク後半は、踏みすぎてランで足が攣ることを恐れ、少し抑え気味にしてしまう。もししっかりラン練習をしていたならばこんな不安もなかったのにと思うけど、たらればが無いのがスポーツ。
いよいよ今回一番課題としていて一番頑張りたかったランに突入です。その前にバイクからランに移るトランジションでは、バイクをラックにかける向き、靴下を履いたり、靴ひもを結ぶ際に少し無駄なタイムロスがありましたが、全体的な流れの中では想定通りといったところ。
ランは、アップダウンを繰り返すスイムとバイクで疲れた身体には非常に堪えるレイアウトで、3.3kmを3周回します。1周目は勢いよく走り出すも、その力は持続せず、粘りもなく、前を追うというよりも後ろからの選手からかろうじて逃げる展開に。どんな状況でも10kmを40分前後で走ることを目標としていましたが、結局追い込む勇気がなく前の選手にも離され44分台でフィニッシュへ。応援に来てくれていた次男と一緒にフィニッシュテープを切り、僕のトライアスロンレースが終演しました。
それでもいつもよりスイムタイムが良かったお陰で、例年とは違う景色の中で終始レースができ、顧みれば非常に楽しいトライアスロンレースでした。
今シーズン目標としてきた2レースを終え、やれやれといった感覚もありつつ、せっかく作り上げた体力で今シーズン中にもう一回トライアスロンを楽しみたいという気持ちが湧いてきています。
やっぱりトライアスロンは、楽しいスポーツだと再認識できたシーズンでした。
トライアスロンに興味のある方は、ぜひ一緒にチャレンジしましょう。
お待ちしております!!