毎年楽しみにしているツール・ド・にし阿波に参加してきました。
ツール・ド・にし阿波は、徳島県の山岳地帯をフィールドにサイクリングを楽しむイベントです。
今年は、日本百名山の剣山の登山口を目指して周遊する135kmのコースを激しく堪能してきました。
LOKOは晴れ男のはずが、この日は天気予報通りの雨。
スタート直後の雨はパラパラでしたが、平坦を30kmほど走り、いよいよ剣山を目指し登り始めようとする頃には、雨脚は強くなり本格的なシャワーのような雨になりました。
それでも約35kmもある上りをコツコツと登り、登山口の見ノ越を目指します。
見ノ越に着くころには、強風と低温で景色を堪能するところではありませんでした。
サイクルジャージに、アームウォーマー・レックウォーマー・ベースレイヤー・ウインドベスト・ウインドブレーカーで寒さにも大丈夫と思っていましたが、この時期の雨が降り注ぐ標高1420m地点は予想以上に寒く、チェックポイントのスタッフさんにお願いしてゴミ袋を1枚わけていただきウインドブレーカーの上からはおり滝のように流れる雨水の中、40kmをひたすら下りました。
走行環境は修行のような状況でしたがコース自体は素晴らしく、各休憩ポイントの地元の皆さんによるおもてなしもこの上なく、雨天にもかかわらず参加者を暖かく迎え入れいただき寒さの中に人の温かさを感じる135kmとなりました。
開催結果速報から出走率は62%、完走率は85%と当日の過酷さを物語っています。
来年は、記念すべき第10回の開催です。
今年コース上の落石により設定されなかった鬼脚コースが、来年復活するといいですね。
徳島県は、サイクリングするのに絶好の環境です。