油圧式のディスクブレーキで使用される消耗品のうち、ディスクパッドやローターの交換時期は、目視や計測で目安を参考に凡そ検討が付きそうですが、ブレーキホース内のオイルについてはなかなかわかりづらく難しいところです。
ブレーキの頻度、ブレーキ周りの汚れ具合によっても劣化のスピードは異なりますが、ホース内のオイルは熱やダストで劣化し、ブレーキ制動に影響を及ぼします。
濁りのないピンク色のオイルが、濁ってきたり黒っぽい浮遊物が散見されたら早めに交換しておきましょうということで、交換をおすすめしたいところです。
写真のように真っ黒になるとブレーキ制動もさることながら他の部品も劣化させる可能性があります。
ですので、乗る距離と頻度が高く乗りっぱなしで常にブレーキまわりが汚れている方は、少なくとも1年に1回程度、たまにしか乗らない方でも2年に1回は、オイル交換が必要かもしれません。
ということで、油圧式ディスクブレーキをお使いの方は、オイル交換が必要なんだということだけでもまずは知っておいた方が良いですね。