• 1/7 先生

    昨日毎年お参りする藤森神社へ初詣に行きました。
    三が日が過ぎ、お参りの方は少ないと思いきや、仕事始めの企業の祈祷が多くあり、予想以上の賑わいにびっくりしました。
    そんな雰囲気の中、なんだかスポーティーな出で立ちの若者がぞろぞろと集まってくるではないですか。
    そのウエアの胸には見たことのあるような校章が。。。
    その出で立ちと校章から神社に隣接する京都教育大学の陸上部ではと勘づきました。
    そしてその集団をチラチラ見ていると、身に覚えのある後ろ姿がお一人。。。

    なんとなく「あの方では」というものがありましたが、お顔を拝見するまでは確信を持てず。
    しかし、お顔を拝見するな否や、すぐさま「先生」とお声かけしていました。

    その方は、僕が31年前お世話になっていた高校陸上部の顧問の先生でした。
    その当時から指導者として実績と名声のある方でしたので、僕にとって尊敬の念と憧れのある先生でした。
    卒業してしばらくの間、年賀状をやり取りしてはいましたが、時代の趨勢でそのやり取りもいつのまにか無くなっていました。
    でも、いつかもう一度お会いしたいという気持ちをずっと持ち続けていました。

    その気持ちが、いくつもの奇跡が重なりこの日叶いました。
    僕の名前をお伝えする間もなく僕の名を呼んでいただけたことに感無量です。
    今は、京都教育大学陸上部の指導者をされているとのことでした。

    卒業後の足取りから現況をかいつまんでお話し、家族を紹介してその場は終わりました。
    たった数分の時間でしたが、今年1年の出来事を占うようなすごく素敵な時間。

    思い続ければ願いは叶う。念ずれば花開く。を体現したような再会となりました。
    次の再会を楽しみにしています。