2012年のロードバイク、当時のGTではフラグシップモデルと位置する「GTR カーボン チーム」をオーバーホールさせていただきました。
メインコンポは当時のシマノデュラエース10Sで構成され税込¥417900-で販売されていた完成車です。
過去に何度かオーバーホールされていて、ホイールやSTIレーバーの一部は当時の物とは異なっていましたが、フレーム自体は13年経ってもまだまだお使いいただけるような綺麗な状態でした。
2本のシフトワイヤーと1本のブレーキワイヤーは、フレーム内装となっていて良くできたフレームだなぁと感心しました。
使っているとモケモケになるポリマーコーテングされたワイヤーが使用されていたことで、作業的には致命傷となりかねない一部手こずる場面もありましたが、何とか引き続き現役でお使いいただけるピカピカでフレッシュな状態になりました。
まれに質問をいただく「カーボンフレームはどれぐらいの期間持ちますか」という問いを考えると、定期的にメンテナンスして大切にしてあげれば、13年どころがそれ以上乗り続けることができるということですね。
オーバーホールのご相談は、随時承っておりますので、思い立ったその時に一度ご相談ください。
よろしくお願いします。