天空ライド2日目は、宿泊先の大渡ダムから国道439号線を走り、いの町から国道194号線を走り道の駅木の香に戻る約60kmのルートです。
6時ぐらいからごそごそし始めて7時半に朝食をいただいて8時半にはお世話になった宿を出発しました。
2日目は、距離も短く上りも少ないので楽勝だと高をくくっていたのが間違いでした。。。
少し走ったところに紺碧の清流「仁淀ブルー」を代表するスポットの中津渓谷があります。
中津渓谷は、渓谷沿いを歩いていくことができ、20分ほど歩くと落差15mほどの「雨竜の滝」に到着します。
仁淀川水系の澄んだ水が流れるこの滝は、水量の多い時の様が龍のごとく姿を変えるそうです。
しばしハイキングを楽しんだのち、439号線に戻り先を急ぎます。
山腹に点在する家々や傾斜に広がる茶畑にこの地ならではの風情を感じながら、鳥のさえずりが聞こえるぐらい静かでのどかな街道を走り続けました。
ところどころに長いトンネルがありますが、長いトンネルには広めの歩道が整備されているので、それほどストレスは感じません。
途中、ふれあいの里柳野で休憩し、道の駅633美の里で昼食をとり、次の観光スポット「にこ淵」を目指しました。
正午を過ぎたこの頃から段々と暑さを感じるようになり、道の駅を少し行ったところから始まる最後の上り15km区間に突入しました。
その8km地点のわき道をしばらく上がったところに「にこ淵」があり、さすが有名スポットだけあって、沢山の観光客が訪れています。
急勾配を綱を伝っておりていくとそこに青い滝壺が存在し、大蛇伝説の舞台となった神秘的な青い滝壺は、仁淀ブルーイチ美しいと言っても過言ではありません。
にこ淵を出発し元の上り坂に戻るわけですが、ここから続く残り8kmの坂が体力を消耗した身体には一番きつく感じられました。
ビギナーチームは、休憩しつつ助け合って、何とかギリギリ道の駅木の香に戻ってこれた感触です。
パンクは1件ありましたが大きなトラブルもなく、恵まれたこれ以上ない天候の中、石鎚山系のサイクリングを思う存分楽しんでいただけたことが、大変嬉しく思います。
今回のサイクリングを企画するにあたりご協力いただいたオレンジフェリーの方や宿の方、運転手の方々、サポートをかって出てくれた方々に感謝感謝です。そしてLOKO Bicycleが企画するサイクリングに参加し周りを盛り上げてくれる仲間達にも感謝の念が絶えません。
今までLOKOでは、同じ内容での遠方サイクリングは行ったことはありませんが、今回の天空ライドは、来年も再来年も皆さんをお連れしたいぐらいです。
今回様々な理由で、参加できなかった方が多くおられました。もし来年同じように企画したら是非ご参加いただきたいと思います。
それぐらい素晴らしいサイクリングだったと思います。