この春スペシャライズドのルーベがフルモデルチェンジを果たしている。
ルーベと言えば、北の地獄と称されるパリ~ルーベを2018年までに6度も優勝しているパヴェ最速のロードバイク。
当然、新型ルーベになった2019年パリ~ルーベもおおいに期待されることとなった。
そんな期待とプレッシャーのある中、ドゥクーニンク・クイックステップのフィリップ・ジルベールが見事優勝を果たすのである。
しかも上位10人中5人が新型ルーベを駆る結果。新型ルーベの高性能が証明された結果ともいえるであろう。
フレームは、先代よりもよりエアロ化が進み、エアロ形状のシートポストのクランプ位置を下げ、しなりをきかせて振動吸収性能を高める構造になった。
特徴的なフロントコラムに内蔵されたサスペンションは、SPORTグレードでコイルスプリングだが、こちらも滑らかな動きのスプリングに改良されている。上位モデルにいたっては、油圧式ダンパーとなりさらに進化を感じる性能となっている。
今回、今までアルミのロードバイクでロングライドを楽しんでおられ、次の相棒としてお選びいただきました。
初期点検の際に、乗った感想をお聞きしましたが、内容とその表情から満足していただいていることが伝わりとても嬉しく思いました。
心地よくより遠くへサイクリングを楽しみたい方におススメしたい1台です。