5/19(日)開催の佐渡ロングライド210に7名のお客様と共に参加してきました。
トライアスロンの大会で訪れたことのある佐渡島でしたが、ロングライドイベントで訪れるのは今回が初めてでした。
きっかけは、毎年参加完走している70代のお客様が、新たにホイールを新調されるなど、今年にかける並々ならぬ意気込みを感じ、それを共有しゴールの瞬間を見届けたいと思ったからです。
17日(金)の夜に車で出発し、18日(土)のお昼には既に佐渡島入りしていました。前日のサイクリングのことは後で語るとして。。。
19日(日)4時起床、会場へ移動ののち、いよいよ6時に210kmのサイクリングがスタートです。
やや雲が多いものの風は穏やかで、走りやすい気温とそのコンディションに日頃の行いの良さを感じました。(笑)
ほとんど海岸線を走るため大なり小なりのアップダウンが続きます。そして不規則ではありますが、20km~35kmの間隔でAS(エイドステーション)が設けられています。ASでは、ご当地グルメ用意され、お腹の方も満たしてくれます。例えば、サザエの入ったカレーライスや豚汁、笹団子など210kmの部では7つあるASごとに工夫を凝らしてサイクリストの皆さんを地元のボランティアの方々が応援と笑顔と共にもてなしてくれました。
50km地点で初めて訪れるZ坂、その名の通りZの字を書くように上っていきます。登りきる少し手前の崖から眺める日本海と見下ろした先にある上って来た軌跡はとても素敵でした。
巨岩が日本海に突き出た観光名所「大野亀」との記念写真もほどほどに、佐渡の東のくびれ両津港に着いた時には、まだ103km地点にもかかわらず、すでに走った満足感と疲れでお腹いっぱいでした。
とはいへ、ゴールまであと半分あるわけですから、弱音ももそこそこに走りだします。
佐渡ロングライド210kmコースの難所は、170km地点から195km地点の間に現れる3つの登坂。
最初に現れる長者ヶ平遺跡付近までの上り坂ではそれまでの疲労の蓄積と相まって左ハムストリングスが悲鳴をあげました。(笑)
その後も上っては下り上っては下りを繰り返し、残り20kmの平地基調を爆走したのち制限時間98分前の16時22分ごろ無事走り終えることができました。
それから80分後の17時45分ごろ一緒に行った70代のお客様もゴールされ、自分にかせた年1回の体力テスト的な力試しを今年も見事クリアし、昨年よりも少し速かったことから70代にして進化する姿を我々に見せてくれました。
1回走っただけでも充分なのに、これを毎年走られているなんて、相当な気力の持ち主だと思われます。
最高のロケーションと走り甲斐のある佐渡ロングライドですが、このしんどさを考えると来年は。。。
どうしようかな。