スペシャライズドのMTBは、ロードバイクよりもバリエーションが多く、用途特徴によって細かくモデルが分かれています。
その中でもダウンヒルに特化したバイク「DEMO」は、前後異径のホイールサイズを採用し、2019シーズンのワールドカップで最多の勝利数を挙げ、当時のダウンヒルシーンに新たなスタンダードを作り上げたモデルです。
ホルストリンクに調整機能を搭載しているので、29x27.5、29x29のホイール組み合わせによる2つのモードを選ぶことも可能です。
完成車に装備されたダブルクラウンフォークのサスペンションストロークは200mmにもなり、剛性が高くハイスピードでもブレずにしっかりラインをトレースできるように考えられています。
現在優れたダウンヒルバイクの選択肢は限られているとのことですが、こうして完成車として用意があるとダウンヒル入門には良いですね。
MTBは実に奥深い。