それは今年のツール・ド・フランスも終盤に差し掛かるころ、突然日本国内取り扱い開始のアナウンスがやってきました。
どうやらツールで活躍した選手も使用していたらしい、かつまだ若いブランドということで、一気に興味がわくことに。
ブランドとしてはまだ新しいものの中心となる者は、20年以上に渡って、様々な自転車ブランドのあらゆるジャンルの製品を、開発専門会社として請け負って来た人物。
色々なコネクションと豊富な知識や能力を駆使し、情熱の詰まった製品を形にしています。
今回紹介するホイールは、リム内幅21mmのフルカーボン45mmハイト。スポークもカーボン製を使用しています。
ハブは、オリジナルだけどどこかあのブランドに似ています。
前後セットで1339gという公表値に惹かれた部分もありますが、惹かれた要素の一番はそのデザイン。従来のデカールではなくレーザー エッチング ロゴとなっていて、ディンプル加工でエアロ効果をうたう憧れのブランドがある中で、こんな溝があっていいのという心配を吹っ飛ばすぐらいの個性を感じます。
この控えめでモダンなデザインはどんなバイクにも似合うでしょう。
まだ実走行をしていませんが、近々シェイクダウンするので、その時はいつものように走行し、このホイールの良さを感じたいと思います。