• 9/7 ゆめしま街道をサイクリングしてきました。

    今治伯方島トライアスロン大会前日の9/3には、しまなみ海道に隣接するゆめしま街道エリアをサイクリングしてきました。
    ゆめしま街道には、生口島洲江港から岩城島小漕港まで船で渡ります。輪行袋は必要とせず自転車をそのまま載せられます。5分もすれば、小漕港に到着です。
    ゆめしま街道は、橋で繋がれた岩城島・生名島・佐島・弓削島を渡り走る街道です。
    今回、ゆめしま街道含む各島一周サイクリングをつなぎあわせたルートを計画しました。

    早速、小漕港から海沿い時計回りにスタートです。後の予定を考えると15時の帰りの船に乗るのが理想。
    22年3月20日に開通したてホヤホヤの岩城島━生名島を繋ぐ綺麗で大きな岩城橋を渡ります。
    ゆめしま街道エリアには、瀬戸内かみじまアートプロジェクト2019の際に描かれた防波堤ペインティングが3か所あるのですが、生名島でそのひとつ目「みんなのクジラ」に遭遇です。その地ならではを感じるとワクワクメーターが振れあがっていきます。


    生名橋と弓削大橋を渡ると佐島をかすめ弓削島へ。弓削島では、「しまでCafe」さんで爽やかブルーが印象的な塩ソフトを頂戴しました。弓削島の北部は意外とアップダウンがあり走りごたえのある道、湿度が高いこともあって30kmも走らないうちにそこそこヘロヘロでそろそろランチが食べたくなりました。
    そこに良いタイミングで現れたのが、絶品カレーを提供してくれる2021年11月にオープンした「TRATTORIA アル」さんでした。こちらのシェフは、民間商船や商船高専の船で50年間シェフを務めた方だそうで、少しスパイシーなカレーと野菜の甘みを感じるマイルドなカレーがいただけます。お世辞抜きに超美味しいカレーに速攻また食べに来たくなる衝動に駆られました。雰囲気も接客も良く、これだけのためにわざわざ訪れる価値のあるカレー屋さんだと思いました。
    食事もほどほどに、先を急ぎます。

    弓削島はぐるっと一周走ることができましたが、佐島は上部をスルーしたのみとなり少し寂しい気もしつつ、岩城島に戻った僕達は南側からぐるっと小漕港を目指しました。
    そしていよいよサイクリング最後の砦となる4kmほどの積善山ヒルクライムです。乗船までの残り時間がわずかとなり一旦はあきらめかけましたが、それでもコンプリートしたい気持ちが強く、時間が許す限り上れるところまで上ろうと決意をし、明日に大会を控えているにも関わらず、最後の力を振り絞り山頂の展望台目指し駆け上がりました。。。
    何とか時間ギリギリで登頂。
    360°見渡す限りの瀬戸内海のパノラマを瞬時に楽しみ、慌てて小漕港に戻り船の乗船に間に合いました。

    その後は、トライアスロン会場の伯方島に移動し受付・コース下見を終え、宿泊先の大島「結乃屋 MITSUBACHI」さんへ到着。夕暮れ時には宿からほど近い亀老山へあがり、眼下に広がるしまなみ海道の風景を見ながら翌日のトライアスロン大会での健闘をこっそり決意したのでした。

    行くにはハードルが高いと思っていた「ゆめしま街道」。全然そんなことはなかったです。
    しまなみ海道に行ったことのある方もゆめしま街道がまだなら、ぜひ訪れてほしい島々です。