• 5/16 STORCK DURNARIO


    先日のツール・ド・にし阿波135kmコースにおいて、僕を無事完走に導いてくれたのがSTORCKのDURNARIOです。
    デュナリオは、ストークのラインアップの中でロングライドの快適性を追求したモデルです。
    あれほどの大雨は、想定していませんでしたが、山岳コースということもあり過酷な路面状況を考え、そんな状況にピッタリであろうこの1台でチャレンジすることにしました。
    今思えば、このデュナリオだったから走りきれたと言っても過言ではありません。
    平地区間の幹線道路は、車による轍や窪みが多く、山岳道路は窪みや穴に加え小石や枝が散乱していてとてもヘビーな状況でした。さらに道路を流れる雨は川のように路面を覆い、コースセレクトをさらに難しくしていました。
    デュナリオは、そんな轍や窪みから来る荒い振動を吸収し、28Cを履かせたホイールは、落石や枝葉を物ともせず前に進むことをサポートしてくれました。
    ただ単に衝撃吸収性にたけるだけでなく、ハンドリングは軽く、BB周りやチェーンステーの剛性もしっかりしていて、ペダルを回した力をガッチリ進む力に伝えてくれている感覚がありました。レースでもないのに後続者の追随をかわすべく残り20kmの平地区間をグイグイ走れたことで、デュナリオが走れるエンデュランスロードバイクだと深く納得した瞬間でした。
    デュナリオでなければこんなにダメージを抑えて走ることはできなかったでしょう。そう思わせてくれる素晴らしい1台でした。