昨日は、4時間のペースランナーを務める第30回福知山マラソンの日でした。
数日前の天気予報では天気が崩れる予報が続き、何度も見返しては好天する可能性を信じ当日を迎えましたが、予報は見事的中し雨模様でした。
LOKOから福知山に向かう道中から既に雨で、今回は過酷な4時間になりそうだなぁと感じつつ準備をしていきました。
お世話になるランナーズさんのブースに行って風船のついた帽子とぺーサーと書かれたビブスを受け取りスタートラインへ。10年以上ぶりのスタートラインで変わらぬ風景に何か安堵しました。
スタート直後は、渋滞がおこるため予定通りのペースとはいかないもので、周りがぶつかったり転倒しないように心がけて走ります。5・6kmも走ればペースは落ち着き予定のペースを刻むことができます。
僕の横や後ろには、4時間切りを目標とする参加者が集まります。小刻みなアップダウンのあるコースの中で、ペースの大きな変動は、周りの負担を大きくするため可能な限り一定ペースを維持します。
雨の本降りが予想される中盤から終盤にかけての寒さ対策として少々厚着だったため、序盤は暑く感じ早目の水分補給が必要だと感じていました。
雨は、段々本降りとなり、中間地点では濡れたシューズやランニングタイツの重みを感じ、いつもより早いタイミングでの体力消耗と練習時とは異なるダメージを感じとることになりました。
途中、感覚の鈍化や時間への不安から、いよいよしんどくなってくる30km以降のポイントで、少しペースが早まったことは次回への課題です。
残り500mはなかなかの上り坂で、4時間切れる切れないそのラストの踏ん張りを見届けて無事任務完了しました。
同じ目標を持った方々と一緒に走りそれを導くことは、責任と大変さはあるとはいえ、それ相応の遣り甲斐があり、僕が走り続ける理由を体現できる大切な機会になっています。
そして、任務を終えた後、2003年にペースランナーの機会をいただいた故人の上司の方ともお話ができ、お世話になった故人を偲ぶことができました。来年もお呼びいただけたら役に立ちたいと思います。