今治伯方島トライアスロン大会の会場で、およそ13年ぶりの再会。
スーパーメカニックがなんでここにいるの?と驚いた。
僕の自転車SHOP像は、この方からインスパイヤーされたところが大きい。
理想像というか目標というか、この方に出会えたから人生の選択肢に「自転車屋さん」が現れた。
共に歩み、共に目指すタイプ。
お店でお客様を迎えるだけでなく、昔からトライアスロン会場にメカニックとして帯同し、応援したり、話をしたり、食事をしたり、写真をとったり、現場でお客様と時間を共有する。共に楽しみ、共に感じ、共に目指す。
色んなお客さんのことを考え、頼られる、慕われる、だけど仕事量が多いせいで抜けてしまう時もある。そんな人間味のある頼れる兄貴なのか親分なのか。それが、メイストームの大西さん。
日大の友人から教えてもらった東京高円寺にあるメイスストームというトライアスロンショップ。大学生の後半からだから20歳か21歳からお世話になっている。ということは、かれこれ30年弱のお付き合い。レース会場でのメカニックサポートや機材のサポートを受けていた。ロングのトライアスロンに一生懸命になっていたころアイアンマンハワイでもお世話になり続けた。
3.11の復興支援Tシャツを作って義援金を集め送りたいと真っ先に相談したのも大西さんだった。
英語が堪能でトライアスロンギアを輸入したり、オリジナルウエア・オリジナルウエットスーツ・オリジナルバイクなどを作製したり、トライアスロンの日本代表チームのメカニックをしたり、トライアスロンショップの先駆け。他の巨匠と共に日本におけるトライアスロンの源流を作り、今まで日本のトライアスロン界を下支えしてきた一人だと言っても過言ではない。
LOKO Bicycleはトライアスロンに限らず、スポーツバイクや何かを始めようとする方の力になりたいから、その喜びを共有したいから、その人を幸せにしたいから、トライアスロンショップではなく、スポーツバイク専門店と謳っているけど、向かう先は一緒、のはず。
僕にとっての源流そのものなんだ。