前後セットでわずか1520グラムのRapide CLX Ⅱは、オールラウンドに最速のホイールを作ることを目標に開発され、高い空力性能、軽さ、安定性をもたらしあらゆるコンディションでスピードを引き出します。
リム形状は前後でまったく異なります。ハイトも外幅も全然違います。
フロントホイールは、リアよりもハイトが低く51mm、なのに外幅は広く作られています。それは、フロントが一番風の影響を受けるところにあり、横風による不安定な挙動や風の抵抗を計算されたゆえのカタチです。
一方、リアホイールのハイトは、フロントより9mm高く60mm、外幅が4.7mmも細いのは、横風の影響をほとんど受けないためであり、ハイトは高けれど軽さを求めたカタチとなっています。
エアロこそすべてをモットーに掲げるスペシャライズドだからこそカタチにできたホイールと言えるでしょう。
このホイールの平地巡行の心地よさは、一度体感するとやめられません。