最低限の重量で最大限の空力性能をコンセプトに開発されたTARMAC第8世代のSL8。
フレーム形状に着目してみると、ダウンチューブ、シートチューブ、バイク後部の形状に手を加え軽量化を図りました。こうして、先代SL7より15%も軽いフレームが出来上がったのです。
そして、SL8の外観的特徴ともいえるノーズコーンは、フレームの中で最初に風に当たるノーズコーンの後方にヘッドチューブ幅を左右するステアラーを移設することで、前に突き出た形状を実現しています。ヘッドチューブの先端形状をより鋭くすることで、空気抵抗が軽減される仕組みです。
さらに、SL8のシートポストはこれまででもっとも薄く、空力的に優れた形状を採用しました。これは、ペダリングする両脚にかき乱された高速の気流を後方へ流れやすくします。
SL8のCOMPグレードは、コンポにSHIMANO 105 Di2とSRAM RIVAL AXSを搭載したモデルがあり、今回はシマノコンポをお選びいただきました。
ハンドルを重量167gのロバールアルピニストハンドルバーに換え、クランクもアルテグラグレードにしています。
ヒルクライムを中心にサイクリングを楽しんでおられるお客様。新しい相棒でのルモンタウンコース実走が楽しみですね。まだまだ軽くしていきましょう。